コルシカ島は地中海西部、イタリア半島の西に位置するフランス領の島で、かのナポレオンが生まれた島ということで有名なところ。フランス人はバカンスでここに行くのが大好きで、コルシカに行く、というと大抵みんな羨ましがる*
“île de beauté(美の島)”なんて呼ばれているくらい。
島の周りには長くて美しいビーチがたくさんなのだけれど、中心部は山、川、森・・・とハイキングも楽しめちゃう、そんなお得感2倍のバカンス地なのです。
地理的に戦略的な場所に位置しているから、そのむかーし昔から色んな国に侵略されてきたコルシカ島。
古代ギリシャ~ローマ~イスラム勢力~ピサ~ジェノヴァ~独立政府時代~フランス領へ(1768年)・・・ 。中でもジェノヴァによる支配が過酷だったらしく、コルシカ独立運動が高まって来たのもこの頃のこと。
今でもジェノヴァ支配時代の影響は残っていて、ジェノヴァ式の塔も色々なところにちらほら。
コルシカ島にとっての英雄はなんといっても、ナポレオン・・・!
ではなくて、(笑)、実は、パスカル・パオリという人。
この人はコルシカ独立運動の指導者で、1755年(ジェノヴァ支配時代)には独立政府を樹立、世界で初めてとされる“主権在民”の憲法を公布したり、と民主的近代国家を作り上げていった人。
女性の参政権もすでにこの時この憲法では認められていたとか!
コルシカ島、実はとっても民主主義が発達していた場所だったのです。
この憲法の草案はパオリによりルソーに依頼されたものだというのも、驚き。
後のアメリカ憲法にも影響を与えている、そうな。(コルシカ出身の友達談。笑)
そのあとフランス軍とコルシカ軍の間で戦争がはじまり、フランス軍が勝ってコルシカはフランス領となるわけなのですが、こういう歴史的背景から、今でもかーなーり、コルシカ島アイデンティティは強くて。
独立を求める過激派なんかもいたりして、標識に書かれているフランス語表記はこうやって消されてることもしばしば。
と、バカンス旅行記の前のちょっとしたお勉強でした*
(ほとんど自分の勉強のため、という。笑)
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